少年 藤井紅碧 遥か空の上で ぼくは産み落とされたんだ 風をきって飛ぶんだ そのうち体がおかしくなって死んじゃったよ 地獄でおじさんに聞いたら 僕が死んでお天道様は泣いたんだって おじさんもぼくを追って死んだんだって ぼくはいっぱい嫌われたよ 嫌われものはぼくとおじさんだけで十分だよ さわらび138へ戻る さわらびへ戻る 戻る