みるく ろりくれ 新しい朝が来たゅ。また夜を置き去りにして。一日が一新された。カーテンの隙間から差し込んだ光がまぶしい。一度開きかけた瞼を再び閉ざした。ぱちん。僕は僕を抱きかかえるようにして布団にくるまった。いっぱいぎゅうってされたい。ぎゅう~~~ってされたい。それと高学年女児の尻揉みたい。あと小学生が作った口噛み酒飲みたい。あとところてんみたいな射精したい。I miss you. 「鼠の小説には優れた点が二つある。まずセックス・シーンの無いことと、それから一人も人が死なないことだ。放って置いても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。」 村上春樹『風の歌を聴け』講談社・2004・26頁 ハタチ 「20歳なんですけど!」 「ふくしの...大学?に通ってるんですけど!」 クジラックス『ろりとぼくらの』収録 『らぶいずぶらいんど』三十四頁四コマ目 窓に絶えず雨粒が打ち付けて全てを洗い流していく。 時々部屋全体が明るくなるくらいのフラッシュがあって 後(あと)に轟音が続く。ド オ ン 上弦の参?何故今ここに とびらが開いた。 ギギーッと軋む。いくばくかしか開かないのがウチの扉だった。開けた扉は閉めるのがホラゲの鉄則なの。見遣るのも大儀であって僕はベッドで死んだふり。有象無象が散乱した床に足場を求めて徐々に僕に近づくよう。でもね、散逸したプリントの小山に足を取られて転んだみたい。僕もよく転びそうになるから分かるの。少ししてべッドに入りこんできたのはちんまい女の子だった。女の子だった。おんなのこ。 雨の匂いに交じって微かにたばこの匂いがした。布団の中がとても冷んやりした。少女が夜を持ち帰ってきたのだ。なんてね。僕は邪(よこしま)な想像を振り払った。 少女は僕に向かい合って、そして何を言うでもなく僕を見つめた。もしくは僕を見透かして、その奥の何もない壁を見ていただけかもしれなかった。何だかそんな気がするよ。 少女は瞬きに応じてまつげが上下した。何か見てはいけないものでも見させられている気持ちになってきた。叫びたい。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー 「どこに...いったい、どこに?(行ってたの?)」 僕はおずおずと尋ねた。 彼女は一拍置いて唇を小さく動かした。 「あなたの知らない所」 シラナイトコロ...復唱してみれど。 知らない所を僕は当然に知り得ないのだった。 「ハグしてもいい?」 僕はそこから何かを得られるだろうか。 「好きなだけ(どうぞ)」 答えを聞く前に背中に手を回していた。 その小さな体を潰れてしまいそうなほどに抱き寄せて足を絡めた。おっきな赤ちゃんだから仕方ないね。 やれやれ。そんなふうだから少女は苦しいかもしれないのだった。こども体温を目いっぱいに摂取して、頭がふわふわした。ピース。 おいらはばきばきに勃起したおちんぽを少女のお腹に思い切り押し付けた。本当に大事なことは何一つとして言ってあげないんだ。 少女のちっちゃなお口で想像してみる。 少女は両の手で僕のの根本(ねもと)を優しく握ると先っぽにそっとキスをした。Chu?敏感な部分への突然の刺激に僕のがビクンと跳ねた。そこで少女は不敵な笑みを浮かべる。次に少女は舌先からよだれを垂らして鈴口をちろちろと舐めた。下準備を終えたのかゆっくりと頬張り始める。子供のお口の中ってこんなにもあったかいんだと思わず感嘆する僕。途端に泣き崩れる嫁。堪らずもがくも少女は放してくれない。僕のは少女の口の中で散々に弄ばれた。やがて少女は嘔(え)吐(ず)きながらも必死に抑え込もうと喉奥まで僕のを咥えこむ。ついに少女は僕の陰毛にまで顔を埋(うず)めた。目元に涙を浮かべている少女の口から幾度となく僕のが出たり入ったりした。少女の頭が上下するのに合わせて猥褻な水音を立たせた。僕は少女の頭を優しく撫でた。 勿論僕はただ自慰しているに過ぎないのだけれど。けれどのん。 もう片っぽの手で少女の手を握りしめる。先っぽからガウパーがダラダラ溢れてシーツにシミを作っていった。ぽたぽた。 呼吸が荒くなり、無意識に腰は揺れ、下腹部が汗ばんできていた。射精の閾値寸前にまで達する。もう射精したいしかない。ごめんね。ごめんなさい。 ぴゅっどぴゅっどぴゅっぴゅっぴゅっぴゅるる 僕は少女の手をぎゅっと強く握って腰の奥で疼いていた劣情を吐き出す。屹立したペニスが数回脈打ち、先から放たれた精液で少女のお腹が白濁に汚れた。 雄の匂いがあたりに漂った。
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