めざめ あみの酸 ふわふわの感触に すべすべの肌触り やわらかでなめらかな君 これからも僕だけのもの 朝のまどろみ 君のぬくもり くたびれた君を手放せなくて あと五分だけ絡まっていたい 馴れた匂いと 擦れ合った音 数え切れない夜を越えた 月日が経つほど増す想い ジリリリリリリ 僕の天敵めざまし時計 君と僕とを引き裂く声 布団で一人うだうだとする 至福の時間に別れを告げて 愛する布団を僕は抜け出す あくびしながら ネクタイ締めた すでに恋しい空の布団 君を見つめて家を出る となりで眠る恋人が いればどんなに幸せか だけど君さえいればいい 今夜もよろしく愛しい布団
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